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太陽光発電トラブルを避けろ! Part2

・信頼できる業者の見極め その1

信頼できる業者をどう見極めればいいのでしょうか?
注意すべきポイントは

・会社の設立年数はいつか
・設置後のフォローはどうか
・提案内容は物件ごとに個別に作成しているか
・ニーズに合った提案をしてくれているか
・取扱い可能なメーカーは多様か
・現場調査はしてくれるか
・販売と施工を一貫して請け負ってくれるか
・メーカー指定の施工IDを取得しているかどうか
・施工技術・実績はどうか
・適正な価格で販売しているか
・10年つきあえる会社かどうか

主にこのような点です。

なぜ注意が必要なのか考えていきましょう。
・会社の設立年数はいつか
・設置後のフォローはどうか

ホームページなどの会社概要で会社の設立時期を調べてみましょう。
太陽光で発電した電気をそれまでより高く買取る制度が2009年に始まると、いわゆる太陽光バブルが起こり、一気に新規参入業者が増加しました。
これ以降に参入した業者は、バブルが崩壊すると早い段階で撤退する可能性があります。
また、設立3年未満での倒産確率は6割以上という統計もあります。

太陽光発電システムは「設置して終わり」ではありません。
確かに細かなメンテナンスは不要ですが、不具合が目に見えて解りやすい製品ではないため、定期点検や一定期間ごとの部品交換などのメンテナンスも必要です。

商談ではアフターフォローの体制もしっかり確認し、長期間付き合っていける業者かどうかを見極めましょう。


・提案内容は物件ごとに個別に作成しているか
・ニーズに合った提案をしてくれているか
・取扱い可能なメーカーは多様か
・現場調査はしてくれるか

太陽光発電パネルを最適に設置する為には様々な要因があります。
設置する物件の屋根の材質、向き、形状、大きさ等や、希望する発電量によって最適な製品、パネルの枚数、配置はそれぞれで、当然発電シミュレーションの結果もかわりますから、提案書は物件ごとに作成されるべきです。

また、メーカーによって値は異なるものの屋根の端までパネルを配置した場合、強風に対応できず保証対象外となりますし、北向きへの設置も発電効率が悪く推奨できませんが、システム出力を大きくするために無理のあるパネル配置を提案してきたり、「消費者のニーズに見合った製品」より「自社で取り扱いのある売りたい製品」を薦めてくるケースもあります。

単一メーカーしか扱わない業者が信頼出来ないという訳ではありませんが、太陽光発電のパネル・メーカーにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。
自分の家にぴったりな製品は選択肢が多い方がみつかりやすいのが現実です。

先程述べたを「最適に設置する為には様々な要因」には、近隣の立地も含まれます。
屋根に日陰ができるような建物が近所にあったり、経年劣化で屋根材が傷んでいたり等、住宅の設計図だけではわからないこともあり、実際に現場調査をすることが必要不可欠にも関わらず、これをしない業者もいます。

これらにあてはまる業者は避けたほうが無難です。しっかり見極めましょう。



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