緊急時に役立つ太陽光発電

近年、日本では台風や地震の被害が各地で起きています。自然災害は、私たちの生活に様々なダメージを与えます。そんな災害時にも最低限の生活環境を確保する工夫が必要ではないでしょうか。太陽光発電やエコキュートを取り入れて、緊急時にも安心の生活を手に入れませんか。

日本では、台風や地震など多くの災害が起きており、その度に停電が発生しています。都心部であれば復旧までさほど時間がかかりませんが、地方や山間部になると作業自体に時間がかかり復旧までの間、電気のない生活を余儀なくされてしまいます。

電気がない生活は、明かりを失うだけではありません。停電時にはテレビや炊飯器だけでなく、電気を使用する冷暖房機器も使用できなくなります。ですが太陽光発電システムを設置すると、太陽が出ている時間はどんどん電気を作るので日中の急な停電や災害時には自家発電として役立ちます。パワーコンディショナーを自立運転モードに切り替えることで、パワーコンディショナーの自立運転用コンセントに接続した電気製品を使用することができるからです。ただし、雨や曇りの日、太陽光パネルに影がかかる場合などは自立運転用コンセントの出力は低下し、太陽の沈む夜間は使用できません。

また、標準的なパワーコンディショナーでは、取り出せる電力は最大1,500Wまでとなっていますので接続する電気製品には注意が必要です。まずは平常時に自立運転モードに切り替え、使用できる電気製品を確認しておきましょう。

太陽光発電システムは昼間しか稼働しないため、昼夜問わない停電対策には家庭用蓄電池を使用します。家庭用蓄電池には、非常時に家庭内で電気が使えるよう屋外に蓄電システムとして設置する大型のものから、屋内に設置し非常時に本体のコンセントに接続するコンパクトなものまで様々なタイプがあります。万一の時に備えて、ご家庭の使用電力量や使用する電気機器に合ったタイプ等蓄電容量の製品を選びましょう。

災害時において、電気以外にも絶たれると困るものがあります。それが、水です。私たちの生活において、水は欠くことのできないものです。しかし、災害時には飲み水や生活用水を確保できないことも多くあります。

そんな時に頼れるのが、エコキュートの存在です。エコキュートは標準的なもので300〜400リットル、大きいものでは500リットル以上の貯水タンクがあり、通常は単価の安い深夜に電気エネルギーでお湯を作っています。万一の災害時にはタンクに残っている水を復旧までの生活用水として利用することができます。

自然のエネルギーを活用して電気を作ることができる太陽光発電であれば、災害などで生活環境が変わってしまってもある程度の生活を確保することができます。

オール電化が推奨される現代では、エコキュートや蓄電池を住宅に設置するご家庭も増えています。万が一に備えた住宅に住むことは、大きな安心感にもなります。いつ起こるか分からない緊急事態は、自然エネルギーの力を借りることで乗り越えることもできるのです。

住宅に太陽光発電を設置したいとお考えの方は、広島市にある弊社にお任せください。太陽光発電や蓄電池、エコキュートの設置工事を行っております。分からないことがあれば、事前に何でもご相談ください。各ご家庭において、より効率よくご利用いただけるようサポートいたします。島根県や山口県など隣接地域の方も、気軽にお問い合わせください。